自作犬用自動給餌器(シンプルバージョン)を作っちゃおう!!

自動エサあげ機

ワンコのエサあげで困るのが、帰宅が遅くなり、いつもの時間にエサをあげられないこと。お腹を空かせて待っているかと思うと、可哀そうでなかなかゆっくり外出できません。
市販品でタイマー付きの自動給餌器は売っていますが、うちのワンコは元気が良すぎて、市販品では確実に破壊してしまうので、ケージの外からあげられる自動エサあげ機を自作しました。

シンプルバージョン(1回用)を作りました!!
前回製作したものは、複数回エサあげが出来るように考えました。が、実際使ってみると、何日もワンコを家に置いていくことは無いので、1回だけ、エサをセット出来れば良いことに気付きました。それならば、もっとシンプルで簡単に作れないかと考え、シンプルバージョンを作ることにしました。

使用した材料は前回と同じく、タミヤのクランクギアと節電エコタイマー、それに塩ビパイプ(VU40)・継ぎ手(ソケット)・コーナー(エルボ)・固定用サドルと少しの木板です。

まずは、装置をセットするための塩ビパイプを取りつけます。
ワンコのケージ(こちらも自作のケージです。メッシュフェンスと木板で作りました)の壁板に穴を開け、塩ビパイプのソケットとエルボをつなぎ、サドルで固定します。装置が壁板に干渉しないように、木材を入れて浮かしています。

ケージの内側からはこんな感じになります。ケージの中はワンコが暴れまくっているので、かなりボロボロです(汗)。今回はエサが見えないので、ワンコも落ち着いて待つことができます。

本体の作り方は、まず塩ビパイプを8cmと15cm程度に2本カットします。15cmの塩ビパイプに木板をサドルで固定し、タミヤのクランクギアをパイプ芯に合わせて取りつけます。
塩ビパイプどうしの隙間を5mm程度開け、1枚の木板にサドルで固定します。

クランクギアのクランクアームに、100均のペラペラまな板で作った、仕切り板を取りつけます。仕切り板は、塩ビパイプの直径に合わせてカットしています。

仕切り板を回転させ、スムーズに回転するか、隙間からドックフードがこぼれないか確認します。クランクギアは1分間で1回転の設定なので、タイマー作動時間は15秒で、全部のエサが落ちるようになっています。使用後は手動で仕切り板を回転させ、パイプをふさぐ位置に戻します。


本体の製作はこれだけで完了です。あとはケージ固定用のソケットに差し込めばセット完了です。使用しない時は簡単に取り外し、掃除もできます。

電源は前回同様、タイマーが100V電源のため、1.5Vの電源アダプターを使用し、タミヤのクランクギアは一番遅いギア比で組み立てました。装置をセットしても、壁があるのでエサが見えず、元気なワンコも落ち着いています。

使用しての感想
シンプルな構造なので、前回のようにエサが落ちにくくなることはなく、安心して外出できるようになりました。掃除も簡単に取り外して 、ウエットティッシュで拭きとれるので衛生的です。
生活スタイルによりますが、うちでは2日続けてお留守番させることが無いので、朝か夜のどちらか1回分セットすれば、ワンコを悲しませることは無くなりました。(^▽^)/