寝苦しい夏の夜、冷房のつけっぱなしは冷えすぎて苦手、でも、扇風機のおやすみタイマーでは、夜中に切れて暑くなり、目がさめてはスイッチを入れての繰り返しで熟睡できません。もう少し自分好みのタイミングで、扇風機を自動でオンオフできないかと考え、くりかえしタイマースイッチを作ってみました。
プログラム式のタイマーもありますが、その日の暑さ具合で、感覚的に簡単に使えるものにしたいと思い、 以前、外灯のオンオフ用に使っていたタイムスイッチがあったので、それを使うことにしました。２０年くらい前のものですが、さすがのナショナル製で問題なく作動します。
今でもまったく同じ機能で、新しい物も販売されています。
扇風機はタイマー側でオンオフするので、リモコン無しでスイッチが入ったままにできる、昔ながらのお安いメカ式扇風機と合わせて使用します。
タイマーのみでは扇風機をつなげないので、コンセントとケーブルを用意します。冬はオイルヒータなどにも使えればと思い、容量の大きいこちらのコンセントを選びました。
配線は一般的な家庭配線に使われているＶＶＦ１．６を使用します。タイマーの接続端子は左が入力側で、右が出力側です。各器具をつなぎ台座になる木板にスッテプルで固定します。
これで、くりかえしタイマー完成です。配線しかしていませんが(^_^；)
タイマーの使い方は、まず中央のダイヤル時計を回し、今の時間に合わせます。オンオフ設定は、外周の溝の部分に、オンにしたい時間にオレンジ色のピンを差し、オフにしたい時間に白色のピンを差し込むだけなので、とっても分かりやすく簡単に設定できます。ピンの位置は１５分単位、最短３０分間隔でオンオフします。右上のつまみを回すと、手動でオンオフ操作もできます。
扇風機くりかえしタイマーの場合、まず手動でオンの状態にして置き、２時間後オフ、その１時間後オンなど、繰り返してピンを差しておけば、あとは自動で扇風機を消したりつけたりしてくれます。
タイマー時間の精度はあまり良くありませんが、扇風機のオンオフ程度では、精度は必要ないので問題なく使用できます。もっと細かい間隔で設定したいときは、タイマー用設定ピンを別に購入できます。
製作後に見つけたのですが、初めからコード付きの商品もありました。同じ機能でコンパクトにまとまっています。まあ自分の場合は、あまっていたタイムスイッチの有効活用ということで…これで良しとします。
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