ルームランナーのベルト交換をしちゃおう!!

住宅とくらし

購入してから10年くらい経過した我が家のルームランナー、ベルトの劣化で使用不可能に。修理をするにも古くて販売先の修理は無理そうだし、かといって機械自体は問題ないので、捨ててしまうのはもったいない。ということで、ルームランナーのベルト交換に挑戦してみました。

ルームランナーのスイッチを入れると、カシャカシャ音とともにベルトが片方へ寄っていくではないか、ベルトの状態を確認してみると、つなぎ目にヒビが入り伸びてしまったのが原因のよう。

とりあえず、ベルトをハサミで切断し本体から引き出してみると、裏地がボロボロに…。

まずはベルトの入手先を調べることに「ルームランナー ベルト交換」と検索すると、コンベアーベルトを販売している[名古屋産業有限会社]にルームランナー交換用ベルトがありました。ベルトの種類はベルト厚t2.6mmとt1.3mmがあり、せっかくなので丈夫そうなt2.6mmのベルトを選び、ベルト寸法を測定しメールフォームで見積依頼となりました。ちなみにベルトの幅は350mm、長さは一周長なので、伸ばして測り2500mmでした。

早々に見積メールを頂き、単品オーダー注文なのに丁寧に対応していただきました。価格は送料、代引き込みで16000円くらい、注文してから10日ほどで届きました。※価格応相談、納期は在庫確認後なので参考程度にしてください。

まずは手前側のベルトローラーを外します。カバーを取り、ベルト調整用のボルトを抜けは簡単に外れます。

次にモーター側のベルトローラーです。こちらは完全に外さなくてもベルトが挿入できるので、調整側のボルトだけ抜き本体から浮かせます。

次にボードの取外しです。本体を立てた状態にし、裏側のナットを緩め、本体を平らに戻してからボルトを抜くとボードがはずれます。

最後にベルトを取り付けます。まずベルトをモーター側のローラーに差し込み、ボードと手前側ローラーをベルトの中に入れます。ローラー、ボードの順でボルト固定し、手前側のローラー調整ボルトでベルトの張り具合を調整します。

しばらく試運転するとベルトがどちらかに寄ってくるので、ローラー調整ボルトで微調整して完成です。

その後、ベルト交換してから2年ほど使用しましたが、無事問題なく活躍しています。
ベルトは厚い方を選んだので、前よりもシート表面の滑り止めが深く、しっかりガッチリしています。ただ、モーターの動き出しがもっさりしているので、薄いシートの方がモーターに優しそうです。