冬場の足元の冷え具合を改善したい!!いろいろ調べると床下換気口を閉じると暖房効率が良くなるらしい?安くて簡単に、しかもガッチリ塞げる床下換気口のフタを作ってみちゃいました。
我が家は昭和感漂う住宅で、一般的?な床下換気口がついています。湿気の多い夏場では、換気の為必要なことは分かっているのですが、冬場になると冷たい風が床下を吹き抜けて、とても足元が冷えます。暖房効率も悪いので、いっそ閉じてしまおうと考えました。
いろいろ探してみると、市販品で開閉式の床下換気口もありますが、すべて交換するのは施工面でも、費用的にもちょっと無理かなとあきらめる。
ネットでは簡易的に段ボールで塞いだり、断熱材のスタイロフォームで閉じている方もいますが、古い家ではありますが、ちょっと見た目でこれはないかなと、ほかの方法を考えて見ることにしました。
要点としては、しっかり換気口は塞いで強風でも外れないようにしたい、しかし、夏場は簡単に取り外したい。
しかも、何度も繰り返し使える方が面倒がなく経済的だろうと考え、この方法で作ってみちゃいました。
まずは、床下換気口の寸法を測る。場所によって多少の違いはあるけれど、数ミリの違いなので一番小さいサイズで統一することに。換気口に手を当てて作業をしていると、意外と風が吹き抜けていて、これでは冬場はかなり冷えるだろうと実感する。
ベニヤ合板を計測したサイズでカットし、中央に2ヶ所10mmくらいの穴を、木工ドリルで開けました。
見た目と、表面保護の為に、水性塗料で塗装しておきます。
結束バンドを換気口中央の格子に掛け回し、換気口フタの穴に通します。結束バンドは100均で30cm、30本くらいで買えます。結束バンドは長めの方が作業しやすく、強度的にも安心です。
結束バンドを締め付け、隙間が無いのを確認したら、余分な部分をニッパーでカットして取付終了です。
ベニヤ合板のカットと塗装で半日くらい掛かりましたが、取付自体はあっという間でした。
春のポカポカ陽気になれば、結束バンドをニッパーでカットし簡単に取り外せます。
設置後の感想
朝起きて、暖房をつける前のリビングが、以前より寒さを感じなくなりました。
暖房効率も良くなったようで、ヒーターの設定温度が以前より2度程下がりました。
なにより、夜間の足元の冷え具合がだいぶ違ったように感じます。
その年の気候によるかもしれませんが、2千円程度の材料費なので、おおむね満足です。しかも、毎年繰り返し使えますので