超入門ラジコンカーを作っちゃおう!!その3ツーリングカー編

ラジコンカー

ラジコンカーがほしい! 久しぶりに始めたい!でも、何からはじめたら良いか分からない。
そんな思いをしているラジコンカー初心者のために、ここでは各ジャンルごとに、それぞれの特徴を分かりやすく説明しています。

■オンロードタイプ ツーリングカー
ツーリングカーとは箱型のボディーを持ったオンロードカーの総称を言い、ラジコンカーの中で最もポピュラーなジャンルになります。

□ツーリングカー 4WD
サイズは実車の1/10スケールで、全幅190mm、ホイルベース約260mmが、電動ラジコンカーの一般的なサイズです。
4輪駆動のシャーシレイアウトで、駆動方式はシャフト駆動と、ベルト駆動の2種類に分けられます。

シャフト駆動方式

モーターの動力をシャフトにより、四輪に伝える構造で、部品点数が少ないため組立やすく、ギア部分が密閉され異物が入りにくいなど、メンテナンスもしやすいです。価格も安めなため初心者向きの構造です。

ベルト駆動方式

シャフト方式に比べ動きに癖がなく、操作しやすいです。ただし、部品点数が多いため、製作にはそれなりの技量が必要になります。
走行性能に関する調整、セッティングがしやすいため、競技車両に多く使われ、価格もシャフト駆動方式より高めになり、中上級者向きです。

□初心者おすすめシャーシ
タミヤ TT-02
シャフト駆動4WDで、パーツ点数が少なく組立やすい。
樹脂製パーツを多用し価格も安めで、操作性もピーキーさがなくビギナー向きです。
XBシリーズ(組立済+RCシステムセット)の車種も豊富、価格も1万5千円程からすぐに始められます。

京商 フェーザーシリーズ
ビギナー向けに組立済マシンとRCシステムをセットにしたレディーセットで販売されています。
シャフト駆動4WDのエントリーモデルで扱いやすく、メンテナンスもしやすい構造です。


□ツーリングカー Mシャーシ(RR・FF)
Mシャーシは、一般的なツーリングカーよりもコンパクトで、ホイルベースが20mm~50mm短く、クイックな操作性が楽しめます。
駆動方式も2輪駆動になり、フロント駆動のFF、リア駆動のRRの2種類があります。

フロント駆動方式

フロントタイヤが操舵と駆動を兼ねるため、ラフなハンドリングでも挙動が安定しやすく、初心者でも操縦しやすい特性があります。
ボディー形状もミニクーパーなど、ハッチバックタイプの車種があり、4WDとは違った楽しみがあります。

リア駆動方式

フロント駆動に比べ動きがクイックで、挙動のコントロールがやや難しく、シビアなハンドリングテクニックが必要になります。
リア駆動特有のコントロールする楽しさを味わいたい、中上級者に人気があります。

□初心者おすすめシャーシ
タミヤ M-05
フロント駆動方式で、ラフな操作でも安定した走行が可能です。テクニックを気にせずに、エントリーモデルとして楽しめます。
XBシリーズ(組立済+RCシステムセット)もあり、価格も1万5千円程からすぐに始められます。

ABCホビー ガンベイド
フロント駆動方式で、実車に近いサスペンション方式を用い、安定した操作性が楽しめます。
モーター、RCシステム別売りのキット販売で、半完成品になっているので、短時間で組み立てられます。