自作卓球マシンを作っちゃおう!!その1卓球マシンてどんなもの?

自作卓球マシン

卓球マシンがほしいけど卓球マシンは高い!!でも諦めないで。それなら、安くて本格的な自作卓球マシンを作っちゃおう!!

息子が中学の卓球部に入部しまして。学校では卓球台の数も限られ、 中々球を打つ練習ができないと嘆き「家でも練習したいから、卓球台と卓球マシン買って~」 とねだる息子。ふ~ん、で、いくら位するものなのかとネット検索してみると…「おいおい5万円以上もするじゃないか」と、即却下。


市販品は概ねこんな感じのマシン

しかし、私の横で諦めないぞオーラを放っている息子。仕方なく安いものはないかと、再び検索してみると、自作卓球マシンのタイトルがちらほら。そして、いくつかのサイトを覗いてみる。


自作マシンはみなさまそれぞれ個性的。こんな感じになってます。

そうか、自作の道があったのか!!
このくらいなら、なんとか自分でも作れそうかな~と膨らむ期待…。でも、詳しい作り方ってやっぱ分かんないよな~と揺れる私の心…。ウ~ンと唸りながらも、息子の期待に押されて「何とか作ってみるか~」となりました。

マシンの構成はどうなってるのだろう?

市販品にしても、自作品にしても共通しているところは・球を溜めておく=ストック部・球を打ち出す=発射部、この2つは必ず必要。
あと、グレードアップ?タイプは上下の調整ができるスタンド、左右の打ち出しができるスイング部がある。

ストック部はポリバケツやポリのゴミ箱を使うタイプが主流で、100円ショップで安く手に入る。
発射部は塩ビパイプをほとんどの方が使用しています。なぜかというと、卓球の球径が4cmで塩ビパイプ(VU40)内径が4.2cmと、これしかないってくらいピッタリだから。こちらも低価格でgood

※塩ビパイプにはVUとVPの2種類があり、VPは厚肉で球が通らないので要注意。

動作部分について
・ストックしている球の送り出し動作と、発射部の打ち出し動作の2つの動作が必要。
送り出し動作は、ストックしている球の送り出しと同時に、打ち出す球のピッチ(間隔)調整の役割があり。打ち出し動作については、球を打ち出すだけでなく、球のスピード、回転方向などに関わってきます。

送り出し動作の方法について
各、自作卓球マシンのHPを見てみると、ストック部(バケツorごみ箱)底の球をかき混ぜながら押し出す、横向き押し出しタイプが多数派で、あとは自重で落下する球を制御する、落下制御タイプの2タイプに分かれるようです。

横向き押し出しタイプは、円盤の溝に球を挟み込み、回転運動で発射部に押し出す。

落下制御タイプはパイプ内の球の落下を開閉等により制御する
動力には必ずモーター+ギアボックスを使用する。ギアボックスを使用することにより、回転スピードを低速にし、トルク(力)を強くします。

※一度、安く作ろうと、ギアボックスを使わない設計を試しましたが、スピードが速すぎるは、トルクが低く止まっちゃうはで、使い物になりませんでした。

打ち出し動作の方法について
打ち出し動作はモータに模型等のタイヤを取り付け、回転力をそのまま使用して打ち出すタイプ がほとんど。

タイヤの取り付ける向きによって、上側ならドライ ブ回転に、下側ならカット回転になる。

モーターを上下2つ取り付け、モータの回転差によりドライブ、カット、無回転の調整ができるツワモノタイプも。

次は、マシン構成が分かったところで、アイデアをまとめ製作開始です!!